愛・ア・RU・コたちの1年間
~A.I.Love You!第1期~

「4人の頭文字を並べると『愛ある娘』になる」
G’s07年4月号の愛のコメントより

Last Episode~萌須田へ愛を込めて…
            「A.I.Love You!」 
(G’s07年4月号)
☆モニター終了日、それが意味するものは…?
  ロボットモニターの終了日。すなわちロボットたちを返却する日だ。
 萌須田社まで4人を連れてやって来たものの…

  『そんなに緊張しなくても大丈夫よ~』

  愛羅が気遣ってくれる。

  緊張というよりは…
 返却する、ということは…4人と一緒に居られるのが、今日で最後ということ?
 そういうことになる。応募当初に説明を受けたときから決まっていたことなのだが、
 どうもピンとこない。漠とした不安にさいなまれる。

  本当に、このまま終わりなのだろうか??
 4人は特にいつも通り振舞っているように見えるのだが…

  『どうぞ、マスター』

  アイリスに促されて扉へ入ると…



☆一筋縄じゃいかない萌須田社
  中にはサングラスをかけた人物がひとり。
  「やあ、どうも。社長です」
  なんと、社長が直々に返却受付をやっていた!
  返却受付の前にアンケートを行うのだが…

  …驚きつつもなんとか持ち直し、ビール代の領収書の束を取り出す。
  (大部分はエピソード9の温泉旅行でのビール代だと思われる)

  食事代はいいとして、ビール代まで加わるとちょっときつい。せめてこの分は
 なんとかしてもらおうとしたのだが…

  「経費はモニターが負担することになっているよ。」

  募集のチラシをよく見ると、小さな文字で一応書かれていた。
 釈然としない思いが頭をよぎるのだが…

  『あらあら~、私のためにケンカなんてダメよ~?』
  『マスター、契約ですから仕方ありません』

  愛羅とアイリスにたしなめられ、仕方なく引き下がる。
 のっけから萌須田社のペースにのせられてる感じだ。


  ※なお、契約書は文字の大きさが8ポイント以上でない場合はいつでも
    クーリングオフが可能。よく使われるのは11~12ポイントらしい。
   (8ポイントはこの大きさよりちょっと小さい。確かにギリギリサイズでは鬼のように小さくなる!)



☆選ぶということ
  気を取り直して、社長のアンケートに答えることにする。
 順調だったパラメータ成長は、社長を唸らせるが…

  「いや~、キミこれすごいね、もしかしてアレだね?Yシャツパジャマにネコ耳と
   しっぽつけたこの子に朝起こしてもらって抱きつかせてちょっぴりいたずら
   させてほっぺにチュッとかやらせたね?」

  
「じゃあナース服で(以下略)」

  場を和ませるためなのか?言い回しがいちいち露骨だ。
 もちろんあわてて否定する。
  (さすがにこれだけの機能・アイテム同時発動は残念ながらなかった!)


  ひとしきり慌てさせられた後、ようやく本題へ入る。社長が問いかけはひとつ。
  
「どれか1体選ぶとしたらどれかな」


  
                  誰かを選ぶ・・・・・?



☆すべての感情が集束するとき
  選ばれたロボットは量産化の候補として残されるのだという。
  では、残されなかったロボットは…?

  「人気のない型は仕方ないからね、廃棄処分だね」

   揺らぐ視界。
  …最初に感じていた不安の正体がはっきりした。
  「返却」「量産」「廃棄」これらの言葉が、いっしょにいる4人のことを指して
  いるのだと、ピンとこなかったのだ…というより、認めたくなかったのだ。

  1人を残して、他の3人の存在が消える?1年間の思い出もろともに??

  …冗談じゃない!

  選べない。自分には。
  溢れ出した涙もろとも、言葉をぶつける。
 今心にある哀しみと怒り。それは4人と喜びをともにしてきたからこそ。
 これだけの感情があふれ出すのは久しぶりだ。自分でも驚きだ。

  感情が成長していたのは4人だけではなかった。自分自身もまた…

  ただ…これはあくまで製品のモニターだ。必要以上に思い入れを抱いて
 しまった方がおかしいのかもしれない。

  すべてを吐露し、抜け殻のように脱力し、力なく座り込む。



☆Welcome To MOESTA!!
   「ふむ。…合格」
  ???思いがけない言葉。合格、とは……?
   「君は我が社に入社する資格のある人間だ」

   社長は続ける。試していたのだと。ロボットの感情というものは、人の手で
  作られたものにすぎないのかもしれない・・・・・が・・・!

   「それに対して人間がなんらかの感情や愛情を抱いたとする。その感情は
    作りモノではないのではないかね?ロボットに感情などない、愛情を抱く
    ことなどありえない、と冷ややかな目で見るヤツらこそ、文字通り心ない
    人間だと思わないかね?」


   そして言い切った。自分たちは、愛をもってロボットを作っているのだと。

   「ぜひ我が社に君を迎えたい」

   …と、いうことは?

   『お兄ちゃん、しゅうしょくおめでとう~!』
   『まったく、仕方がありませんね…これからは私がマスターの秘書を
    務めさせていただきます』

   『うふふ、これからもいっしょにいられるのね♪』
   『ご主人様…よかったです…』

    あまりにいろいろなことがいっぺんに起きすぎて状況が把握できてない。
   4人と一緒にいられる…は、いいとして、流れのままに萌須田社に入って
   しまった???

    …それでもまあ、4人とも喜んで(わ、わたしは違いますってば!byアイリス)
   くれているから…これもまた、悪くないか?
    ビール代もなんとかしなきゃならないし、願ったりかも。

   アイリスが胸に社員証のバッジ(ぷみねこバッジ)を留めつけてくれる。

   
          ちょっとだけ笑ってくれてる…かな?


   そして、みんなの歓迎の声が部屋中に響きわたった。

   『萌須田社へようこそ!!』









 




See You Next Chapter!!





☆最終報告!!


ココ「ココ本当にうれしいよ。ずっとココのそばにいてね!ちゅっ♡」
 喜:12    怒:    哀:    楽:    愛:13    憎:
〔アイテム〕
 Yシャツパジャマ、ネコ耳しっぽ、制服、ちょっぴりイタズラ、体操服、チアガール、
 エプロンドレス、猫、サンタ服、振袖、ぶかぶかセーター、アイドル服

<機能>
 ドジっ子、目覚まし、抱きつき、ほっぺにチュ♪、背中流し、腕組み、動物使い、
 寒がり、ダダッ子パンチ、お絵描き



アイリス「…べ、別にうれしくなんてありません!
      抱きつかないでくださいマスター!」

 喜:    怒:    哀:    楽:    愛:    憎:
〔アイテム〕
 バトルスーツ、ゴスロリドレス、魔女っ娘、メガネ、サムライソード、日傘、フルート
 修道服、軍服、呪符

<機能>
 ボディガード、赤面、ミステリアス、照れ隠し、占い、みね打ち、ちょっとだけ予知、
 居合い抜き、秘書



RUNA「ご主人様の背中は、広くて、あったかくて、安心するから…
     遠くに、行かないでくださいね…?」

 喜:    怒:0    哀:10    楽:    愛:17    憎:1
〔アイテム〕
 セーラー服、ナース服、翼、巫女服、エプロンドレス、ガーデニングセット、
 サンタ服、修道服、ヒヨコ、桜の苗木

<機能>
 うるうる涙目、なぐさめ、赤面、おねだり、すそ引っ張り、励まし、
 いたいのとんでけ、動物使い、子守歌、世話焼き、お絵描き



愛羅「なかなか楽しい毎日になりそうじゃない?よぉし、今日は宴会だね!」
 喜:    怒:    哀:    楽:16    愛:12    憎:0
〔アイテム〕
 チャイナドレス、和服、スーツ、浴衣、ハッピハチマキ、バニーガール、ハリセン、
 テニスウェア、婦警制服、スノーボード、バイク

<機能>
 お料理、ちょこっとお色気、投げキッス、ひざまくら、お説教、おしゃれ、励まし、
 編みもの、オヤジギャグ、運転、アルバイト、耳掃除



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