〜さくらいろ。〜



    今日はダンナ様とお買い物へ行きました。

    守璃ちゃん、音夢ちゃん、ユズちゃんはバイトで私、さくらだけがお留守番なのです。

    私たちは、ダンナ様が大好きです。

    だって、あったかくて、誰にでも優しくて少しの失敗でも起こらないんですよ。

    でも、私は最初のバイトで20円しか稼げなくて……。ココちゃんにも迷惑かけてしまいました。




    ダンナ様も今日はお休みで「買い物につきあってやるよ」と言ってくださいました。

    せっかくの休みなのに私は重いものが持てるのに何だか悪いです。

    お夕飯の買出しですが、借金があるので、あまり贅沢はできません。タイムセールで食材を手に入れて…

   あ、そういえばお米もありませんわ。

    何せ9人分。それくらい持てるのですが、きっとダンナ様は自分が持つとおっしゃるのでしょうね。




    お会計を済ませると、ダンナ様が「持ってやるよ」とおっしゃいました。

    「私、持てますのに」と言ったのですが、ダンナ様は「こういうのは男の役目だろ、さくらは無理しすぎ

   なんだよ」。

    私、ロボットですが、気のせいか顔が熱くなっていくのを感じました。

    ダンナ様は私の顔を見て…

    「さくら、ほっぺがさくら色だよ」

   と、少し照れたようにお笑いになりました。




    帰り道、ダンナ様と私は他愛ないおしゃべりをしました。ダンナ様は重い重い荷物を持ちながら、いろいろと

   話かけてくださいました。




    とても楽しい休日でした。

    なんだか皆にダンナ様を独占しているようで悪いですけれど…



    ずっとずっと、お慕いしております。ずっと、ずっと……。






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