〜萌須田社・社員旅行 計画編〜



    「たるぼ君、ちょっといいかね。」

    と、たまたま社長室の前を通りがかったたるぼは、社長に呼び止められた。

    「なんでしょ〜か、社長。」

    「オーストラリアへの4〜5日程度の社員旅行を企画してほしい。……そうだな、ロボット開発部門のココ君と

     2人でやってくれ。」

    「わかりました〜、ところでオーストラリアってどこでしょうか?」

    「ここだ。」

     と、地図の下の方の陸地を示す社長。





    「コロさ〜ん、社長が、たるぼとロコさんで社員旅行を企画しろだって〜。」

    「ココだよ……、それで、どこへ何日ぐらい?」

    「日数は45日間で、場所は……地図持ってない?」

    「そこの本棚に地図帳があるよ。」

    「これね。」

     と、地図帳を取ってめくるたるぼ。

    「あったあった、ここだって。」

     と、地図の下の方の陸地を示すたるぼ。

    「四国かあ。分かった、じゃあココが日程と予算配分を決めて、たるぼちゃんが参加者の募集と、

     ホテルやバスの手配をするのでいい?」

     たるぼがそれでいいと言ったので、ココは計画を立て始めた。





    「たるぼちゃーん、日程決まったよー!」

    「じゃあ、参加者を募集しとくね〜。」

    「それじゃあ、予算を計算するから人数決まったら教えてね。」

    「分かった……。さてと、まずは参加者募集のプリントを各地の支社にFAXしないと、

     まずは四国の香川と愛媛と愛知と福島へ……。」





    「愛裸さん、ちょっといいですか?」

    「あらーたるぼちゃん、久しぶり!」

    「はい、あの時は楽しかったです〜。ところでこれ参加しますか?」

     と、プリントを愛羅に見せるたるぼ。

    「社員旅行か……、楽しそうじゃない。参加するわ。」

    「ありがとうございま〜す。それと、そちらのマスターさんと他のロボットの皆さんにも聞いてほしいのですが。」

    「分かった、聞いとくね〜。」





    「へー、今度の社員旅行は四国か。」

    「にぃにぃ、行きたい……。」

    「参加しましょう、ご主人様。」

    「私も行きたいです、マスター。」

    「だんな様、私も行きたいです。」

    「それじゃ、オレと音夢、ユズ、守璃、さくらは参加で、アイリスとRUNAはどうする?」

    「参加します、マスター。」

    「行きたいです、ご主人様。」

    「アイリスちゃんとRUNAちゃんも参加ね〜。ココちゃんは……居ないみたいね、あとで聞いておくわ。

     それじゃみんな参加で返事しておくね。」





     次の日

    「マスター、少しよろしいでしょうか?」

    「なんだ、アイリス。」

    「社員旅行の日程を確認したのですが、期間が長すぎませんか?」

    「どれどれ……確かに長すぎるな、確認してみるか。」





    「ココ、愛羅を見なかったか? 社員旅行について聞きたい事があるんだけれど。」

    「あっ、お兄ちゃんとアイリスちゃん。愛羅ちゃんはビールを買いに行ったよ。それと、実はね、

     社員旅行の日程はココが考えたの。」

    「それで最近、本やネットでいろいろ調べていたのですね。」

    「うん。社長に言われて、たるぼちゃんとココで社員旅行を企画したんだよ。」

    「えっ……!」

    「ココさんとたるぼさんですか……。」

    「アイリス、社長室に行くぞ!……ココもだ!」





    「社長、社員旅行の件で聞きたい事があります。」

    と、社長室に入ると、社長の他に、アイテム開発部門のナンパ男、たるぼ、珠音、わんこがいた。

    「ああ、君か。その件だが、たるぼ君がココ君に間違えて伝えたようだ。」

    「……」

    「いやーオレもさっき知ったばかりなんだけど、すでに参加者の募集もホテルやバスの手配も

     してあるって言うし、勝手にオレも参加することにさせられてるし。」

    「それで社員旅行だが、このまま45日間の四国の旅にすることにした。君たちにはたるぼ君とココ君の

     フォローをしてもらう。愛媛支社のセイミ君と香川支社のヴェッタ君も参加するから、

     彼女たちにも手伝ってもらえ。」



     こうして、四国への社員旅行が決定した。





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